夏ばて
夏ばての正体
夏ばてが本格的に出るのは、暑さの最も厳しい7、8月ではなく、残暑の9月だ。夏ばての原因は暑さや冷房だけが原因ではない。夏ばてはプチ熱中症である。慢性的にからだの水分が不足し、新陳代謝や血流が妨げられ、体全体の機能が落ちる。それで食欲が落ちたり、からだがだるくなったりするのだ。冷房のなかにいると見かけには汗をかかないので、それとはわからないが、実際にはからだからはひどく水分を奪われているのである。加えて、涼しいところにいると、のどの渇きも感じにくく水分摂取はおのずと少なくなる。だから暑いところにいなくても気が付かないうちに軽い脱水症になっているのだ。冷たいものをとって内臓を冷やすと夏ばてになりやすいというが、これは冷やされた部分を温めようと、からだが一生懸命熱産生をおこなう。これがけっこうからだには負担なのである。プチ熱中症気味のところへ、これは追い討ちをかけているに他ならない。
夏ばて対策は栄養補給よりも適切な水分摂取を優先せよ
夏ばては、プチ熱中症なので、ただ栄養補給をしただけで解決するものではないことは理解たと思う。一番大事なことは、水分摂取である。熱中症予防のための水分摂取法をそのまま実行すればよい。いっぺんにたくさんを補給するのでなく150〜200mlの少量ずつこまめに、そしてのどが乾いてから飲むのでなく乾く前に飲む。このふたつを気をつけたい。