やまもと薬局ホーム

呼吸

呼吸は自律神経をコントロール

呼吸をしないで生きている人はいない。食べるのは一食くらい抜いても死ぬことはないが、呼吸は、1分も止めていれば苦しくなり、5分も止めていたら死んでしまう。それだけ大事なことであり、また普遍的であるがゆえに意識されにくいものでもある。しかし呼吸には、やり方によっては大きな健康効果が得られるのだ。特に自律神経の調節作用に優れている。緊張神経・交感神経とリラックス神経・副交感神経のバランスが保たれることで、からだをいい状態を保つことができる。からだの中で自律神経の関与していないところはなく、胃や腸、血管、心臓、目、皮膚、免疫にいたるまで広く制御している。そういう大事なところを呼吸でコントロールできるのだ。

鼻で吸って口から吐く

呼吸は、鼻で吸って口から吐く、が基本だ。これだけはしっかり覚えておこう。鼻から吸って鼻から出すでもいい。口から吸って口から吐くや口から吸って鼻から吐くはダメ。これは集中力においてとくに差が出やすい。簡単な足し算を単位時間にどれだけこなせるかという実験で証明されている。また鼻の中は毛が生えているものの、すかすかで埃や細菌、ウイルスなど小さいものは素通りしてしまうように思われがちだが、適度に湿り気のあることでこれらを完全にシャットアウトできるようになっているすごいフィルター機能を持っている。冬、インフルエンザが周囲で蔓延している真っ只中にいても鼻呼吸ができていれば移るなんていう心配は要らないと言っても大袈裟ではない。マスクをつければさらに完璧である。その他SARSなどの飛沫感染型の伝染性疾患も予防できるはずだ。マスクについて、ひとこと言うと、ウイルスも除去できると謳っている高フィルター機能のついたマスクも売られているが、普通のマスクでじゅうぶん機能する。それは呼吸によってマスクが適度な湿り気を帯び、このことでウイルスのような小さいければ小さいものほどくっつきやすくなるからだ。ふつうのガーゼマスクだと目が粗くて頼りないように思われがちだが、まったくそんな心配はいらない。ただ鼻から口まですっぽり覆えるほうがいいことは確かで、すこし大き目のぴったりフィットするものを選ぶようにすると良い。

まずおもっいっきり深呼吸しよう

まず、一回思いっきり深呼吸してみよう。このとき、からだをしっかり伸ばして姿勢を正してするのと、からだを丸めて猫背にしてするのとどちらが深呼吸し易いだろうか。やってみてほしい。だれでもすぐわかることだが、実感することも大事である。もちろん姿勢をただしてした方が大きく深い呼吸ができる。からだ中に酸素が行き渡っていくという感じが実感できるのではないか。呼吸が深いとうことは、それだけ多くの酸素を取り込んでいるといことである。反対に呼吸が浅ければ、取り込む酸素の量は少ない。

頬を膨らまして、息を吐いてみよう

息を吐くとき、抵抗をつけて吐くようにすると、適度に神経が刺激されて、気持ちがしっかりすると同時に心地よいリラックス感が得られる。

腹式呼吸の基礎

腹式呼吸の応用