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AT1拮抗剤

アンジオテンシンUという血管を収縮させるホルモンが、働かないようにする作用機序を持った降圧剤の総称。血管にはアンジオテンシンUがくっつく受容体が2種類あり、それぞれAT1受容体、AT2受容体と名づけられている。この前者の方をふさいで、アンジオテンシンUがくっつかないようにしてしまうのがAT1拮抗剤というわけ。AT1受容体は、いわば血管を収縮させるスイッチで、このスイッチを入れるのがアンジオテンシンU。そのアンジオテンシンUが本来くっつくべきところをふさいでしまうのだから、血管を収縮させるスイッチが入らなくなる。血管が収縮しないから血圧も上がらないことになる。

ただ血圧上昇の根本原因が、アンジオテンシンUが多すぎたり、敏感になったりといったことでは決してないので勘違いしないように。アンジオテンシンUが悪者だと思ったら大間違いである。